ニュースレター9月号に書いた文章です。
ついに打ってきましたコロナワクチン!
心配していた副反応も、ちょっと腕から頸にかえてこわばりそうかな?という時はあったものの、よくマッサージしてたら自然に治まってしまいました。
かかりつけ医に「コロナワクチン接種は筋肉注射だから、よく揉んでおいたほうが後が絶対に楽だよ!揉んだらダメって指導してるところもあるみたいだけど、ボクにはよく判らないよ。もしそう言われたらダメな理由を聞いてきて教えてくれないか?
と言われておりました。で案の定、揉まないよう指導されたので理由を聞いたら「内出血になるからです」とのことでした。うーん。それぐらいなら別にいいかなー。
ちなみに筋肉には血管がほとんどないので、揉んでも内出血になるようなことはない。薬液を流してあげたほうが後は楽になるとのことです。
・・・諸説アリマス!
2回目は9月19日。
モチベーションの高め方
マッサージや運動に消極的な患者さんは多い。
基礎体力も落ちてきて、何をするにも疲れてしまうのでやる気もでません。
仕事もとっくにリタイアして、体も動かなくなって活動できなくなってくると、もう先も長くないし何をやっても無意味で仕方ないという気分になってくるようです。
もうどうせすぐ死ぬのだからリハビリなんてしても無駄だよ、はようお迎え来て欲しいわぁ、などと言い出します。
まあ気持ちはよく判ります。
もちろん最初から否定はせず、まずは同情モードで傾聴し全肯定するのがセオリーです。
そういえば学生のころ、とある整骨院で修行していました。
ある朝、患者さんが「今日は寒いね~」と言って入ってきたのでつい何気なく「今日はそんなに寒くないですよ~」と答えてしまった。
院長(親方)にスリッパで後頭部をバチコーンと叩かれた。
「お前の意見なんか聞いてないんじゃあ!お前はそんなに偉いんかぁ?そうですね以外の返事は求められてないんじゃ!ボケぇ」と怒られた。
確かにその通りで非常に納得した。
それ以来、できるだけ否定的なことは言わないよう努力してはいる。
つい気を抜くと私見を述べてしまいそうになるけど。
もっとも施術中お婆さんが、嫁の悪口と介護の不満を延々と話されている。
しかも隣の部屋でその嫁さんが聞き耳を立てている、とかいう状況だとさすがに全肯定しづらいですが。
で、判ってくれている、という信頼感が少し生まれてきたら、まあ相手を見てですがこんな風に言うこともあります。
お歳の割には(あるいはその病気の割には)元気なほうですよ!しかし人生は死ぬ時を選べませんからねぇ。
残念?ながら、まだまだ当分は死ねないお身体だと思いますよ。
どうせ嫌でもあと10年・15年は生きなくてはならないのですから、寝たきりの十年がいいか、死ぬ前の日まで元気な十年がいいか?という話になってくると思うのですよ。
やっぱり寝たきりになってしまうのはしんどいですよ!
確かに少しリハビリしたぐらいで目覚ましい効果はないかもしれない。
(ここであえて極端な例を持ち出して)なんというか、そりゃ若い青春時代の肉体に戻れるわけがありませんよね。いくら何でもそれは贅沢な話です(本音では現役バリバリの元気な状態でなければ生きている値打ちがないという極端なことを思っていたことに気づかせるように)。
けれど幾ら歳をとっても、たとえ90歳を超えても運動すればするほど筋肉は付くのです。
現状維持どころか、+αでさらに上向きに、もっと動きやすく元気になる可能性は十分にありますよ!!。と力説します。
苦笑いされながら、なんとなく納得して下さることも多いです。
幼い子供を残して・・・というような絶対に死ねないときに無事にいられたのだから、体が動きづらくなって生きるのがめんどくさくなってきたから直ぐに死にたいというのはちょっと問屋が・・・ごにょごにょ。
Comments