top of page

マッサージ師の考えていること(その1)

  • tanaka
  • 2020年10月29日
  • 読了時間: 1分

更新日:2021年4月24日

9月のニュースレターに書いた文章です

骨格標本と同じ姿勢、いわゆる「解剖学的良肢位を基準に考えます。頭がちゃんと体の中心線上にあり、肩まわりは左右対称で横一直線。上肢は肘を伸展させて手のひらが前方を向く。両下肢は14㎝ぐらいの間隔で平行で、足の趾が前を向いている姿勢。

ree

患者さんの四肢体幹のこわばりが、この良肢位からどれだけ遠いかを評価します。そして良い姿勢になるのを邪魔している、こわばっている筋肉などをいかにほぐしていこうかと考えます。ほぐすための手技にはさする、圧迫する、ゆする、ストレッチする、揉むなどなどあり、強さは患者さんの状態に合わせて調節していきます。筋肉の走行を意識しながら、できるだけ多くの筋肉にアプローチしていきたい。また各関節の「動きが正しいかどうかも評価します。曲げ伸ばしするときの動きの軸が、あさっての方向にゆがんでないかを確認し、関節の正しい動きを制限しているこわばりをゆるめていこうを考えます。できれば足の趾にいたるまですべての関節を、ひととおり動ける範囲で動かしていきたい。マッサージ師の考えていることその1は、筋肉と関節です。

 
 
 

最新記事

すべて表示
神経整体

ニュースレター12月号に書いた文章です。なお、ニュースレターは今号をもってしばらく休止しています。 神経整体を体験してきました 先日、小波津式神経筋無痛療法の勉強をしている整体の先生とお知り合いになり、ついに実費で受けてきました。施術直後は五十肩っぽい痛みが7割ほど軽減し、...

 
 
 
リハビリしてもいいのか問題

ニュースレター11月号に書いた文章です。 そもそもリハビリをしていいのか問題 ところで、マッサージ師がリハビリ的なことをしていいのかどうか?については、実はマッサージ師の中でも意見が分かれるところなのです。 医師が同意したのはあくまで麻痺や拘縮に対するマッサージだけなのだか...

 
 
 
リハビリデイ

2024年10月号に書いた文章です。 リハビリ特化型デイサービス 患者さんの中に、訪問リハビリや通所リハビリを併用されている方は何人かおられます。 寝たきりというにはまだまだ元気で、室内歩行ぐらいは全然できて、もっともっとよくなりたいと意欲的な方もけっこうおられます。単に拘...

 
 
 

コメント


訪問マッサージ - 機能訓練 - リハビリ - 保険適用 - 出張マッサージ - 姿勢矯正 -大阪市-奈良市- 歩行改善

© 2020 by A・Tanaka

bottom of page